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ペットちゃんが亡くなった時の対処。

更新日:2023年12月15日


長崎市・諫早市ペット火葬霊園

森の中のペット霊園

ペットのおはか



今日は、ペットちゃんが亡くなった時の対処について述べたいと思います。


「必ずこうしてください」ということではありません。


ペットちゃんの供養は、飼い主様のお気持ちのままで何も問題ありません。


ただ、気持ちはあっても「何をしたらいいかわからない」という場合のご参考にして頂けたら・・・と思います。


亡くなる時に看取ってあげれた場合。

ペットちゃんが亡くなるその最後を、必ずしも看取ってあげれる訳ではありません。

多くの飼い主様から「朝起きたら亡くなっていた」「深夜に息を引き取っていた」「会社から帰宅したら亡くなっていた」などのお話をよく聞きます。


僕もこれまで数回ペットを飼っていたことがありますが、そのすべてで看取ってあげることはできませんでした。


看取ってあげれなかった場合は、以下のことで、できないこともありますが、

看取ってあげれた際は、次のことをしてあげましょう。


闘病、寿命に関わらず、これまで頑張って生きたことに「お疲れ様」という気持ちで瞳を閉じさせてあげましょう。

(注)閉じない場合もありますので可能ならばというお気持ちで。


死後硬直が始まると、瞳は閉じません。

開いたままです。


火葬前の最期のお別れの際に、ほとんどのペットちゃんの瞳は開いたままですが、やはり瞳を閉じている方が安らかなお顔に見えます。 


ご遺体を綺麗にしてあげましょう。

最期のお別れを前に、体を拭いてあげたり、毛並みを整えたりしてあげてください。

オムツをしている場合も外して、汚れている箇所は洗ってあげましょう。


その際に、どうしても口やお尻から体液が出てくる場合があります。

それを完全に止めることは難しいですが、頭やお尻を少し高くしてあげると良いでしょう。


手足をたたんで整えてあげましょう。

これも死後硬直が始まると、手足は伸びたままの状態で動きません。

瞳を閉じてあげることと同様に、火葬前の最期のお別れでは安らかな姿でお送りしてあげたいですね。


火葬に送り出す際の準備を行いましょう。

火葬する際に、好きだったおやつや遊んでいたおもちゃ、ご家族と一緒に写った写真、ペットちゃんへのお手紙、などペットちゃんが天国で寂しくないように最期の贈り物をしてあげましょう。


尚、棺桶型の段ボールなどの「箱」に入れて火葬場にお運びいただくことは大丈夫ですが、火葬の際には、火葬台には「箱」から出すことになりますのでご留意ください。

(箱のまま火葬を行いますとご遺骨がお供えしたものとの区別がつきにくくなる為)


お花(花輪)は、当霊園でご準備しております。


※2023年よりペットちゃん用のお布団に変更になりました。

(お花はございません)


勿論それ以外に飼い主様のお気持ちで、ご持参頂いても大丈夫です。





亡くなってどれくらいで火葬すれば良いのか?

飼い主様からとても多くお問い合わせ頂く質問です。

季節・・・というよりもご遺体の保管状態(外飼いなのか室内なのか、冷暖房の有無など)や死因が病気なのか寿命なのか、などにもよりますので、一般的なお話をさせて頂きます。

ご参考にして頂ければと思います。


亡くなって丸1日程度は、ご遺体が急激に傷んでくることはありません。


人間で言うところの「お通夜」というお気持ちで、一晩はペットちゃんとのお別れの時間を過ごされてもよろしいかと思います。


亡くなったら当日のうちに火葬をしたい思われる飼い主様もいらっしゃれば、逆に亡くなって3〜4日後にお気持ちの整理が付かれ火葬にお越しの飼い主様もいらっしゃいます。


「必ず〇〇以内に」ということはありませんので、飼い主様の「お気持ちのまま」にで大丈夫です。



ただし、ご遺体の安置・保管状態にはお気をつけてください。


夏場であれば、涼しい場所。

特に外であれば温度が高い為、日陰に安置していても十分に注意が必要です。

冬場であれば、逆に室内の温度が高すぎる場合も注意です。


脇の下やお腹を氷で冷やしてあげるとご遺体の傷みも進みにくくなりますが、それも限度があります。



実際に昨年の夏に火葬した際の出来事ですが、


迷子になり川に落ちて亡くなっていた猫ちゃんの火葬の時です。

その猫ちゃんのご遺体をご近所の方が発見し、飼い主さんに知らせてもらったそうですが、その時にすでに3日が過ぎていました。


さらにその2日後にタオルに包んで火葬場にお運びされ、最期のお別れのためタオルを取ると・・・


お顔半分から肩〜お腹にかけて数千匹の蛆がご遺体を食べて蠢いていました。

その姿を見て飼い主様は悲痛な表情をされていたことを覚えています。


発見された時は、そのような状態ではなかったそうですが、その後の安置・保管の状態が良くなかったかと思われます。


可愛がっていたペットちゃんのそのような姿を見たい飼い主さんはいるはずもありません。


最近の夏は異常とも言える猛暑です。

夏場にペットちゃんが亡くなった際には、十二分にお気をつけて下さい。



最後に

ペットちゃんが亡くなり、飼い主さんは悲しみのどん底にいらっしゃることかと思います。

葬儀の段取りを取るのはさぞお辛いかとは思いますが、飼い主様のご希望される日時で火葬場が確保できるか否かはわかりません。


お仕事だったり、ご家族の皆様がお揃いになれなかったり。

十分な最期のお別れができるように、火葬場の確保・段取りを先に取られることをお勧めします。


火葬場の予約状況、ご遺体をお運びする手段やご遺骨の保管先などその他、その際にお問い合わせ頂ければ、安心して葬儀をお送りできるようにご案内させて頂きます。


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